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3-1-03. ディフォルトフォーカスは安全側に置く

ボタンの危険度に違いがある場合は、安全側に置く。

ネットTVや、携帯電話の様にフォーカスを移動させて操作する機器の場合、「フォーカスの初期位置」が問題となる。
また、PC用のアプリケーションにおいても、ユーザビリティ面を考えて配置しなければならない。
その際の判断基準の一つとして、選択肢の「危険度」があげられる。
「削除」、「変更」などの様に、危険な作業完了の確認を行う場合は、そのフォーカスは安全側に置くべきである。
安全側とは、「やりなおし」のできる選択肢であり、この場合は「中止」や「キャンセル」である。
ユーザーは熟達するほど、操作をリズミカルに行うので、「勢い余って」ボタンをクリックする可能性がある。
ユーザーに対し「意図的な選択」を要求する事は、不用意なエラーの可能性を軽減させる事に繋がる。