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ux-02. ユーザーエクスペリエンスの定義

そもそも、ユーザーエクスペリエンスとは何か?

ユーザーエクスペリエンスという言葉は、人により、文脈により、使われ方に違いが
あるように見受けられる。また、「楽しさ」、「新しさ」のみを主張する意見さえある。 しかし、D.A.ノーマン博士がニールセン・ノーマングループのサイト(※1)において、 自ら定義しているようにユーザーエクスペリエンスの第一要件は
「混乱や面倒なしで顧客の的確なニーズを満たす事」なのである。
そして第二要件が、「所有する楽しさ、使用する楽しさを生み出す『簡潔さと優雅さ』」である。
この文面を基に作成したものが右の図であるが、 第一要件は、ユーザビリティを向上させれば達成できる。問題は第二要件である。 「楽しさ(原文ではjoy)」を生み出す「簡潔さと優雅さ(同じくsimplicity and elegance)」 ・・・・・この文章の後半部が、特に重要である。 ユーザーに、新しい有意義な体験を与える方法は、簡潔で優雅でなければならないのである。
以下に、D.A.ノーマン博士の定義を記しておく。

ユーザーエクスペリエンス---我々の定義
「ユーザーエクスペリエンス」は、エンドユーザーと「会社、会社のサービス、商品」の相互作用の全ての側面を含んでいる。
第一の要件は、混乱や面倒なしで顧客の的確なニーズを満たす事。 第二の要件は、所有する楽しさ、使用する楽しさを生み出す「簡潔さと優雅さ」である。 真のユーザーエクスペリエンスは、顧客が欲しいと言うものを与えたり、チェックリストに載っている機能を提供するだけでは 十分ではない。提供するサービスや商品において、クオリティの高いユーザーエクスペリエンスを実現するためには、 「多角的な専門分野のサービス」のシームレスな結合が必要である。それらの分野とは、エンジニアリング、マーケティング、 グラフィックデザイン、インダストリアルデザイン、インターフェイスデザインである。

【参考資料】
※1:ニールセン・ノーマングループのサイト内の定義ページ