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ux-01. おばあちゃんのユーザーエクスペリエンス

ユーザーエクスペリエンスは「能動化」への道である。

ロボットのデザインをしている時に、エンジニアと次のような話をした事がある。
「入院している老人の様子を見る為に、天井に監視カメラを設置している病院があります。次のどちらの案が良いでしょうか?」
A案:おばあちゃん、あの天井についているカメラでいつも見ているから安心してね。
B案:おばあちゃん、この「ロボ君」が1時間に1回、様子を見に来るので、元気だよって教えてあげてね。
当然、正解はB案である。
現実的には、コストが桁違いに必要となるので、これらの案を同等に比較する事はできないのだが、テクノロジーが目指すべきゴールは、間違いなくB案である。 かわいい外観に、対話機能を盛り込めば、おばあちゃんは「ロボ君」の訪問を待つようになってくれるだろう。 ユーザーの「能動化」の始まりである。 これこそが、ユーザーエクスペリエンスである。